塗装前に必須となる下地工事とは?施工の流れや手順について詳しく解説!

 

塗装前に必須となる下地工事とは?施工の流れや手順について詳しく解説!

塗装を高いクオリティーで仕上げるために欠かすことのできない作業工程が「下地工事」です。下地工事をきちんと行うことによって、塗料がしっかりと定着するようになります。

しかし、実際の下地処理がどのような内容なのか、詳しく知っているという方は少ないのではないでしょうか。そこで今回は、下地工事の流れなどについて紹介していきますので、塗装のことでお悩みの方はぜひ参考にしてください。

高圧洗浄

下地工事の目的は、塗料をしっかりとその対象に定着する状態を作り上げることです。屋根や外壁など塗装を行う対象はさまざまですが、塗装をするにあたってそのままいきなり塗装をすることはありません。

特に外壁などは普段から外的要因に晒されているため、汚れやゴミなどが付着しています。そのまま塗装をしてしまうと、すぐに塗装が剥げてしまうようになるのです。

そこでまずは、表面をきれいにするための洗浄から行うことになります。特に高圧洗浄の場合、塗装対象に残った古い塗料や塗膜まで根こそぎ取り除くことが可能となるので、とても効率的です。

全体的に高圧洗浄を行う必要がありますが、細かい部分などに関してはムラなく洗浄することが難しいこともあります。高圧洗浄機などでの洗浄だけでなく、その後手作業での洗浄も合わせて行うようにすることで、全面をしっかりと洗浄することが可能となるでしょう。

ケレン作業

高圧洗浄が完了した後は、続いてケレン作業を行います。ケレン作業とは、表面をきれいにするために行う作業のことです。

英語でクリーンという言葉がありますが、それが変化してケレンと呼ばれるようになったといわれています。外壁など表面にサビが発生していたり、高圧洗浄では落とすことのできない古い塗料が残っていたりする場合にその効果を発揮する作業です。なお、ケレン作業には以下のようなメリットがあります。

下地が整う

サビなどの異物がある場合、塗装をその上から行ってもさほど意味がありません。塗装が剥げやすくなる原因にもなるため、下地を整えなければならないのです。サビが発生している部分などを削ることで、本来の状態へと整えるというわけです。

塗料の密着率が上がる

凸凹とした表面では、塗料をしっかりと密着させることができません。そのため、塗料の耐用年数未満で剥げてしまうなどの問題が発生します。

ケレン作業を行うことで、塗料が全体的にしっかりと密着するようになります。塗装における塗料の密着率はとても重要なので、下地工事においてケレン作業は欠かせない工程だといえるでしょう。

補修作業

外壁の場合、サイディングやサッシの周辺では主にシーリング材が使用されています。建物の気密性や防水性を高めるために使用されているのですが、これらも経年で劣化をしてしまう部分となります。外壁や屋根の塗装だけでなく、シーリング材に関しても同じくらい劣化をしていることが考えられるというわけです。

高圧洗浄とケレン作業が完了した後に、補修作業を行うことになります。まずは既存のシーリング材を丁寧に根こそぎ取り除くところから始まります。除去が完了したら、そこへ新たなシーリング材を充填しましょう。

シーリング材にはウレタンやシリコーン、アクリルなどさまざまな種類があり、対象箇所の素材などに合わせて適切なシーリング材を使用することになります。万が一素材に合っていないシーリング材を使用してしまうとその効果が半減してしまうため、専門的な知識が求められる部分となるのです。

また瓦を使用している屋根の場合、そのほとんどが釘で固定されているため、釘がサビてしまっているケースもあります。そのままにしてしまうと瓦が不安定な状態となりますので、新しい釘へと交換する作業も必要となるでしょう。

パテ埋め作業

パテ埋め作業は手間や時間がかかってしまう作業だといわれています。しかし、塗装の仕上がりに大きな影響をおよぼす大切な作業であり、その作業はより慎重に行う必要があります。

塗装する面に凹凸や隙間などがあると、ぴったりと密着させることができません。パテを使用して凹凸をなくしたり隙間を埋めたりすることで、すべての面を均一な状態で塗装することが可能になります。

外壁の場合、例えばビスを使った部分にビス頭という凹凸ができてしまいますし、ボードを張った箇所に関してはジョイント部分が生まれてしまいます。このようなときにパテ埋め作業を行うことで、その問題を解消するというわけです。

実際の作業ではパテベラと呼ばれるパテ専用のヘラを使用し、隙間などにパテをまんべんなく塗り拡げたり埋めたりしていきます。最終的に素手で触って微妙な凹凸などが残っていないか確認し、問題がなければ完了となります。

まとめ

下地工事は、対象箇所の表面を洗浄することから始まり、塗料を定着させるための障害となりうる問題点を解消していく作業となります。表面を整えたうえで塗装を行うことで、質の高い塗装が可能になるのです。

「菊地塗装企画」では、高い技術力による丁寧な塗装作業を行っております。費用などのご相談も随時受け付けておりますので、ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。