塗装にかかる期間はどれくらい?塗装工事中の生活で気をつるポイント

塗装にかかる期間はどれくらい?塗装工事中の生活で気をつるポイント

塗装の依頼を考えたとき、費用とともに気になるのが施工期間です。「どれくらいの日数がかかってしまうのか?」「出入りは自由にできるのか?」など、不安や疑問に感じることは多いでしょう。

今回は外壁の塗装にかかる期間の目安と、工事期間中の生活における注意点について紹介します。

塗装に必要な工程と期間

まずは、塗装に必要な工程と期間について解説していきます。

 必要な期間の目安はどれくらい?

外壁の塗装をする場合、一般的な2階建て住宅であれば2週間ほどかかるといわれています。なんらかのトラブルで工期が延びてしまうこともありますが、これ以上短くなることはほとんどありません。

工事期間が長引く主な理由として、天候や温度、湿度などが挙げられます。雨や風が強いと作業が進められないため、中断してスケジュールを変更せざるを得ません。また、住宅の規模や傷み具合なども作業のペースに影響します。

 塗装工事に時間がかかってしまう理由

塗装には数多くの工程があり、どれも省略できない大切な作業なので、作業完了までには長い時間を要します。まずは下準備が必要で、足場の設置・外壁の高圧洗浄・下地処理・養生シートの取り付けなどを行います。ここまでの作業に、5~6日ほどかかることが一般的です。

さらに塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回に分けて行います。重ね塗りして塗料をしっかり定着させることで、紫外線や雨から家を守る丈夫できれいな塗膜が完成するのです。

完全に乾燥してから次の段階に移らなければ、塗装した箇所が剥がれてしまいます。乾かす時間も合わせると1度の塗装に1日はかかるため、最低3日は必要です。以上に加えて事前の挨拶周りや片付け作業なども含めると、結果的に2週間ほどかかってしまいます。

塗装期間中の過ごし方

ここからは、塗装期間中の過ごし方について解説していきます。

工事中は外出できる?

作業中の立ち会いは基本的に不要であるため、家にずっといなくても問題ありません。ただし足場を設置するときと、塗装完了後の仕上がりをチェックするときは、業者と一緒に確認することになります。また、外出するときは作業員にも必ず伝え、ドアや窓をしっかり施錠してから出かけましょう。

家で過ごしても問題ない?

普段通り、家の中で過ごすことも可能です。なお、業者の方へお茶や食事をふるまう必要はありません。ただし、工事中は生活に一部制限がかかることがあります。

塗装中に家で生活するときの注意点

続いて、家で過ごすときの注意点について解説していきます。

洗濯物を外に干せない

窓やベランダ周りは、工事の間ずっと養生シートで覆われています。ベランダ自体が使えないので、塗装工事中に洗濯物の外干しはできないものと考えておくようにしましょう。

また、普段から庭やベランダにものを置いている場合は、塗料がつかないように片付けておくと安心です。塗料の汚れや臭いというのは想像以上に頑固で、簡単には落とせません。

窓を開けられない

塗料の臭いが部屋に充満してしまう恐れがあるため、窓の開放はおすすめできません。塗料によってはシンナーが使用されているものもあり、長時間吸い続けてしまうと、体調が悪くなってしまう可能性があります。

特に、高圧洗浄をしているときは注意しましょう。特殊な洗浄機を使い、非常に強い水圧で洗うため、窓が開いていると非常に危険です。窓が動いて勝手に開かないよう、きちんと閉めておきましょう。

エアコンは使用できる

室外機を専用のカバーなどで養生すれば、エアコンは基本的に使えます。ただし、洗浄作業中はエアコンに水が入り故障してしまう恐れがあるため、そのときは使用することができません。

また、使用する塗料の種類によって、塗装中も使えない場合があります。工事中にどのタイミングならエアコンを使用してもよいのか、契約時に確認しておきましょう。

制限がかかる行為と期間は、業者や状況によって異なります。窓を開けたいときやエアコンを使用したいときは、まず作業員にその旨を伝え、問題ないことを確かめてから行いましょう。気になることはその都度質問することをおすすめします。

少しでも早く終わらせる方法は?

作業しやすい環境がそろえれば、比較的早いスケジュールで進められる可能性はあります。

塗装に適した時期に依頼する

天候と湿度が安定している春と秋は、塗装工事に最適な時期です。一方梅雨や台風の時期は、どうしてもスケジュールが遅れる可能性が高くなります。

また、気温が低い冬は洗浄水や塗料の乾燥に時間がかかり、それが原因で工期が長引いてしまうことも多いです。もちろん、気候に恵まれたシーズンでも常に好天であるとは限らないため、参考程度に留めておくとよいでしょう。

自社施工の会社に依頼する

塗装の依頼先は、ハウスメーカーやリフォーム会社などさまざまですが、おすすめなのは職人直営の塗装業者です。職人と直接やり取りするため、多くのスタッフを通すことで起こってしまう意見の行き違いや、スケジュールの遅延といった心配がありません。

足場の組立・解体、そして実際の塗装作業まで、すべての工程を自社で行う会社に依頼すれば、必要最低限の作業期間で済みます。また、ほかの業者への手数料がかからないため、費用を抑えられるというメリットもあります。

まとめ

塗装工事は、一般的に2週間ほどかかるといわれています。さらにその間は大きな音が発生したり、一部の日常行為が制限されてしまったりと、不便に思うことも少なくありません。短期間で施工を終わらせたいときは、施工実績が豊富な職人直営店に相談してみてはいかがでしょうか。

「菊地塗装企画」は、塗装に関わるすべての作業を自社で行う職人直営店です。低価格・高品質な塗装を適切な施工期間で行っております。費用などのご相談も随時受け付けておりますので、お悩みのことがあればお気軽にご連絡ください。